言語創造の痕跡展

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1 代 1 期 oviaess 語

基本は VOS・NA,能格言語 動詞は膠着語的もしくは複総合的. 名詞は屈折語的な部分があるが格変化は 3 つしかなく,その他は前置詞で表す. 動詞の前に絶対格を持ってくるための後置詞がある. 名詞クラスがいっぱいある.それに応じて動詞接辞が変わる. 冠詞と所有代名詞は前置される. 平叙文 anqte dls sefa mcalt sel. 「私は私の家に行きます.」 blanqte dls sefa mcalt sel. 「私は私の家に行きました.」 feknlo bkam simi. 「私は本を読みます.」 blfeknlo bkam simi. 「私は本を読みました.」 後置詞 sne を使うと絶対格を文頭に移動することが出来る. sel sne anqte dls sefa mcalt.  「私が私の家に行きます.」 bkam sne feknlo simi.  「本を私は読みます.」 疑問文 文頭に fnit を置く. fnit anqte sefa mcalt hod? 「彼は私の家に行きますか?」 fnit feknlo bkam humb. 「彼は本を読みますか?」 否定文 動詞の語頭に ki を付ける. kianqte sefa mcalt hod.  「彼は私の家に行きません.」 kiblfeknlo bkam simi.  「私は本を(まだ)読んでいません.」 ---- 発音 a b d e f g h i j k l m a b d iː ɸ g h i ɲ k l m n o p q s t u v w y z n uː p ŋ s t u β w j z j, n, m, q, l が音節になりえる. au -> /oː/ ai -> /eː/ pf -> /p͡ɸ/ bv -> /b͡β/ sh -> /ʃ/ zh -> /ʒ/ ts -> /t͡s/ dz -> /d͡z/ tsh -> /t͡ʃ/ dzh -> /d͡ʒ/ tw -> /tʷ/, dw -> /dʷ/, kw -> /kʷ/, gw -> /gʷ/ ca -> /ã/, ci -> /ĩ/, ce -> /ĩː/, cu -> /ũ/, co -> /ũː/ cau -> /õː/, cai -> /ẽː/ qt -> /ǀ/, qy -> /̩ǂ/, ql -> /‖/, qs -> /!/ cqt -> /ǀⁿ/, cqy -> /̩ǂⁿ/, cql -> /‖ⁿ/, cqs -> /!ⁿ/ その他 この言語で “oviaess” って綴りには異和感しかない. 覚えている限り国名が先にあったためだと.

出展者のコメント

とある創作世界用に 2013 年に作成しようとした言語の 1 代 1 期らしい。 1 代 2 期を確認したところ「1 代 1 期の設定を破棄」とあり全く異なる方向にしたようだ。

渡久地
2023/02/19